気軽に受けたプチ整形の危険性と後悔しないための注意点

プチ整形のリスク

プチ整形が持つイメージってやっぱり「簡単・手軽・気軽」ですよね。注入による治療なら尚更ハードルはグッと下がるでしょう。インスタなどS NSの情報で煌びやか、華やかな結果ばかりを見てしまうとさらにプチ整形への期待値も高くなること間違いなし!
しかしその一方で様々な後遺症に悩まされてしまうという問題が潜んでいることをご存知でしょうか。

ヒアルロン酸注射によるトラブル!
大きな目元を表現するために涙袋を強調する人気のプチ整形「ヒアルロン酸注射」がある。そんなプチ整形だが、涙袋が大きく腫れ、デメキンのような形状になってしまったとSN Sで話題になり、複数の医師が修正手術を名乗り出たトラブルだ!

涙袋を膨らませるために注入したヒアルロン酸の量が多かったり、注入した場所がずれていたり、使用したヒアルロン酸の粘度があっていなかったりすることによって、仕上がりが非常に不自然になることは当然のこと。
これは治療を希望する側の患者が悪いのではなく、治療を提供するクリニック、医師側に問題があることは明らか。

美容医療が身近になってきた一方で、治療に対するハードルが下がり患者数は急増している。その結果、美容クリニックの数が増加、それに伴いクリニック側は医師を増やすために未経験の医師を多く採用したり、研修が済んだばかりの未熟な医師を採用し一先ずはプチ整形を適当に教え込んで売上に繋げるようなビジネスモデルが構成されている。

確かに「ヒアルロン酸注射」はメジャーな治療だし、メスを用いる手術よりも、注射するだけの治療は手軽だし、失敗のリスクへの印象が薄いのは事実。しかし、メスを使用しないから、注射するだけだから安全ということではない。

注入したヒアルロン酸というのは、最終的にどのような形に整うのかということは、その人の皮膚の厚さや硬さでかなり変化してしまうもの。それを予想しながら治療するのですが、意外に難しいんです。しこりや想定外の膨らみを引き起こしてしまうことも決して少ないとは言えない。

そもそも涙袋へのヒアルロン酸注射は批判的な考えを持つ医師も少なくない。なぜなら涙袋というのは、笑ったりした時の表情で眼輪筋が作り出すもの。それを眼輪筋の動きや表情を完全に無視して形だけを整えることに無理があることは知っておくべきこと。
もちろん、少量であれば影響が出ることはないだろう。しかし、過剰に入れてしまうと不自然さが際立ってしまうのは当然のことである。

どの程度の量が適正かなんてことは素人がわかるものじゃない。だからこそ信頼できる医師に治療を依頼しなければ失敗のリスクを高めるだけ。
残念ながら多くの医師は、患者の希望だからといって、その要望に合わせて過剰なほど注入している傾向にあることは否めない。

私たちから言えることは、涙袋へのヒアルロン酸注入は控えめに、あとの補正はメイクで整えることが自然で美しい目元を表現する重要なポイントです。
注入量については個人差もあるが、片側0.5mlは入れすぎと考えて良いだろう。経験上、片側には0.2〜0.3ml程度で十分表現できる。
なので1本購入し、その容量が1.0mlだと当然残ってしまう。そこで勿体なからって入れてしまうようなことをしてはいけない。もし、残りを使うなら涙袋ではなく、他の場所へ注入することをお勧めする。

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